
「今より出来るようになるには、今出来てる人の真似をしよう!」とか、「俺の技を習得するなら、見て盗め!!」とか真似をすることの大切さが多く聞かれます。
ただ、真似をするにはメリットだけではなく、”デメリットもある”ということをも知っておかなければならないのです。

今回は真似するポイントを含め、「マネすることでのメリットとデメリット」もお話ししていきます。
マネするメリットを最大限にいかすには?【デメリットを知ろう】
早く上達するためには、やはり真似は必要です。
真似をすることで、その人の数年で培ってきたノウハウが「数か月」で習得できたりします。
時間の短縮を考える上でも真似は必要だといえます。
真似をするステップポイントは3つ
人の真似をするときに必要なのが「素直な心」です。
”そんなことしても出来るわけない”とか、”あなただから出来るんでしょ?”と思ってしまうと、せっかくの上達のミソが吸収できません。
真似をするステップポイントは3つあり、
- まず試してみる。
- そのまま真似る。
- とりあえず1つ仕上げる。
の3つです。
次で具体的に説明していきます。
まず試してみる
このステップが1番やる人が少ないです。
何年と生きてきて、自分の「価値観」というのもが形成されています。
その価値観は生きてきた環境で形成されているのです。
例えば…
親が経営者であれば、幼い頃から親をみてきているので、”経営者”になるマインドはすでにあります。経営者のノウハウもスッと心に入りやすいのです。
しかし、”ビジネスマン”の親であれば、”ビジネスマン”は考えられても”経営者”の価値観には遠いです。
”経営者”を目指すなら、相当なマインドの改善が必要になります。(逆も然りです。)
このことからも、自分の価値観からずれてる人の意見が聞きづらいということが起こります。
その時に必要なのが、最初で話した「素直な心」です。
「まず、やってみる。」「とりあえず、やってみる。」のです。
試してみないと、何も始まりません。
そのまま真似る
自分のオリジナルを出したくなりますが、真似をしてるときに我流を出すと混乱を招きます。
そして、今なにを真似していたのか分からなくなります。
なので、はじめはそのまま真似ましょう。
(世に出すときは全部真似はダメですよ。練習はオッケーです。)
とりあえず真似して行動してみる
私の場合はブログ立ち上げるとき、何からやっていいのかわからずドメインやサーバーなどすべて書いてあったことをそのまま実行しました。
やる前は全く知らないど素人だったのが、素人くらいまではステップアップしました。
真似をするときは、信頼のある人を真似るのが一番いいと思います。
とりあえず1つ仕上げる
とりあえず仕上げることが大切です。
・ブログであれば、1記事書き終えてみる
・漫画なら、1作品仕上げてみる
・プログラミングだったら、1ページ作ってみる
そのときに大事なポイントが1つあります。
『下手でもいいから1つ仕上げる』です。
真似をすると、どうしてもその人に近づけたくなりますが、実力にはまだまだ差があるのです。
「これで大丈夫なのかな?」
「全然わからないんだけど?」
と思っても、とりあえず1度、全部仕上げてみる。
そうすると全体の流れがわかり、次に真似をするときには

となっていることでしょう。
マネすることでのデメリットとは?
真似するポイントとして3つ述べてきましたが、上達が早くなるというメリットだけではないという話をします。
もちろんデメリットもあります。
- 真似をしすぎるとその人のコピーになりかねない。
- 自分の個性を出すのが怖くなる。
- 型にはまり、自由な発想が出来なくなる。
- だまされることもある。
- 真似した後で、違うものをやろうとすると中々マインドが変更できない。
真似をしすぎると、完璧な”その人”になりたくなります。
細かなところも真似をしたくなります。
そうすると、自分の個性がなくなったり、真似したあとで個性を出すことが怖くなります。
真似をするデメリットを知っておく
真似をすることで新たな発想が出来なくなることもあります。
「これがいいんだ。」と決めつけずに、「こういうものもある。」という認識も大切です。

信頼する人でないと、だまされるということもあります。
私の知人も人の真似をしようとして、自分の考えと違った方向に行ってしまったことがありました。
こういったデメリットもあるんだというを知っておきましょう。
その上で、なにが自分に合っているか考えることが大切なのです。
メリットを最大限に生かすために
先ほども話したように、デメリットがあるという事を考えておきましょう。
さらにメリットを生かすには…
- 真似する人を増やす(いいとこ取りをする)
- 焦らない(自分のキャパがある)
- 信用できる人を見つける、見極める力をつける
- 明確な目標(ビジョン)をつくる
真似する人の数は増やした方がいいです。
「なんだろう?これは自分に合ってない気がする…」という箇所が絶対に出てきます。
人の価値観は絶対的に同じではないからです。
双子でさえも、性格や価値観は違います。
なので、自分の「合っているな」と思うやり方を優先して真似するのです。
メリットを最大限にいかし、トントン拍子にステップアップしていきましょう。
マネするメリット・デメリットのまとめ
今回は「マネすることでのメリットとデメリット」を話していきました。
・真似をすることで上達は早くなる。
・①まず試す ②そのまま真似る ③仕上げる
・デメリットを知ることで、メリットを生かす。
かく言う私も、真似をしようとやってみたものの、もやもやが募るばかりで、嫌だと思いながらも真似した経験があります。
もやもやしたままで真似をしてみても、全然ダメでした。
今、私が大切にしてることは「楽しく真似る」ことです。
もやもやが少しでもあるものはやらないと決めています。
ワクワクするものだけ全力投球すると、なんだかうまくいくんです。