言語化のコツを学ぶ!『こうやって頭のなかを言語化する。』を解説
「考えがまとまらない」「言葉につまる」など、感じたことはありませんか?
私は最近マンガを描いていて、心理描写やセリフに躓くことが多いです。
頭のなかでは

とおぼろげな感覚はあるのですが、中々言葉として出てきてくれません。
このように「なんとなくイメージはあるけれど、言葉にできない」という状況は、かなり時間のコストがかかってしまうことになります。
言語化ってなんだろう?
言語化とは、頭の中にある漠然とした考えや感情を、具体的な言葉に変換することです。
これができるようになると、自分のなかの思考が整理され、他者に伝えやすくなるだけでなく、自分自身の理解も深まります。
言語化の力を鍛えることで、マンガの心理描写やセリフがよくなって、キャラクターの感情をよりリアルに表現できたら…!とても嬉しいなと感じます。
・「なんとなく悲しい」と感じる場面→「胸が締め付けられるような孤独感」と具体的に言語化する
その方が、絵で描くときも描きやすい…!
また、言語化は創作だけではなく、日常生活や仕事にも役立ちます。
プレゼンや会話で自分の考えを明確に伝えられるようになり、コミュニケーションの質が向上します。
言語化が強化できる本を買ってみた
では、どうすれば言語化力を鍛えられるのでしょうか?
最近、私も悩んで『こうやって頭のなかを言語化する。』という本を買ってみました!
シンプルな3ステップで言語化を習慣化する方法が紹介されています。
『こうやって頭のなかを言語化する。』とは?
冒頭での「考えがまとまらない」「言葉に詰まる」と感じる…。という悩み。
本書『こうやって頭のなかを言語化する。』は、そんな悩みを解決するための実践的なメソッドを紹介されていました。
著者の荒木俊哉さんは、トップコピーライターとして約20年の経験を持ち、数多くの賞を受賞されています。
本書の中心となるのは「言語化ノート術」。
言語化ノート術
これは、1日3分×5日間で思考を整理し、言葉にする力を鍛える方法です。具体的には、以下の3ステップで進めます。
② きく – 「なぜそう感じたのか?」と自問し、深掘りする。
③まとめる – 現時点での結論を1行で書く。
このシンプルな習慣を続けることで、頭の中のモヤモヤがクリアなります。
本では「言語化力は生きる力そのものだ。」と述べており、日々の思考を言葉にすることが、仕事や人間関係だけでなく、自分自身にも力を与えるんだと思いました。
さらに、「言語化力は才能ではなく、習慣で鍛えられる」と強調されています。
つまり、特別な能力がなくても、日々の積み重ねによって誰でも言語化力を向上させることができるということです。
言語化の習慣として日記をつけてみる
例えば、日記を書く習慣を持つことで、自分の考えを整理し、言葉にする力が自然と身につきます。

1行でもいいので、習慣化することが大切ですね。
言語化は仕事でも役に立つ
また、言語化力を鍛えることで、
・プレゼン
・企画提案
・会議での発言など
仕事でのコミュニケーション力も向上します。
さらに、日常生活でも「自分の本音を知る」ことができるので、自己理解を深めるツールとしても活用できます。
まずは、5日間試してみる
言語化力を鍛えたい人にとっては、実践的な本だと感じます。
まずは、5日間だけでも試してみるのがおすすめです。
メソッドを実践すれば、思考が整理され、言葉にできる力が向上するハズです。
実際に言語化メソッドを試してみた
実際に、『こうやって頭のなかを言語化する。』メソッドを私が試してみた感想です。
ためるでは、LINEのグループを1人だけのもので作り、そこにメモするようにしました。
スマホなので、いつでもメモができます。

電車のなかとか、ちょっと隙間時間でもためるができました。
夜寝る前に、感じたことを1言書き出し、それについて考えました。
スマホのタイマーを3分かけて、よーいドン!!
書けないかとおもったら、結構色々と書けました。
いろんなことを思ってるんだなと、少し驚きました。
次につながる感じの1行が書けました!
もやもやした気持ちが、「ああ、なるほどな」とスッと心が軽くなったので、すごいな…!と。
3日続けてみて、言語化できるように強化されたかは、まだ実感がわきませんが、さらに続けていこうと思っています。
言語化のコツを学ぶ!『こうやって頭のなかを言語化する。』を解説まとめ
本を読むと、3ステップがやりたくなってくるのが不思議です。
『こうやって頭のなかを言語化する。』のメソッド、3ステップのまとめとしては、
①ためる – 思考を記録する
まずは、今日の出来事や感じたことをメモに残す。
どんな些細なことでもOK。
思考を「ためる」ことで、後から振り返りやすくなる。
②きく – 自分に問いかける
「なぜそう感じたのか?」と自分に問いかけ、深掘りする。
感情の裏にある理由を探ることで、より明確な言葉に変換できる。
③まとめる – 1行で結論を書く
最後に、現時点での結論を1行でまとめる。
シンプルな言葉にすることで、思考が整理され、伝えやすくなる。
この3ステップを続けることで、言語化力が確実に向上します。
ぜひ、読んでみて試してみてください!