ワンドの5は、小アルカナ・ワンドの数字の5番のカードになります。
ワンドの5は問題を解決していくという意味を持ちます。
ワンドの5が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ワンドの5の意味
ワンドのカードは火のエレメントで情熱を持ったカードです。
ワンドの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ワンドの5と法王のカードの関連性
数字の5は5体や五感など肉体や機能を意味します。
大アルカナで数字の5は法王のカードです。
精神面で教えを説くことで法王という地位を築いていました。
解決の糸口を見つける
ワンドの5のカードは問題がふりかかる中、どうやって解決していくかを問うカードになっています。
それは考える力を身につけるという意味でもあるのです。
キーワード:問題に立ち向かう・心の葛藤
ワンドの5のカードのキーワードは「問題に立ち向かう」「心の葛藤」です。
問題に立ち向かうことで、経験を得て次のステップに進むことができます。
問題がないと、経験値は上がりません。
どのように解決していくかで、あなたの成長につながっていくのです。
ワンドの5のカード・ウェイト版
ウェイト版のワンドの5のカードは5人がワンドで戦っている様子が描かれています。
ワンドは交差したり斜めになったりと、垂直なワンドはありません。
- 斜めや交差してるワンド…意見が対立する。混乱
- 色々な色の服…情熱や冷静さ、楽しさなど様々な感情
- 5人の人…5大元素(火・水・風・土・魂など)
5人の視点が合っていないことから、1人1人みる風景が違っていることでしょう。
お互いにちゃんと向き合えてない状況を表しているのかもしれません。
5人は心の中の自分という意味でも捉えられます。
混乱し、頭の中がぐちゃぐちゃになっていることを表しています。
頭を整理するためには?
忙しいときには体もですが、頭も疲れています。
外界とのやり取りだけでは疲労します。
そのため、内観の時間(自分の気持ちを見つめる時間)をとることをオススメします。
>>>【話題の本】メモの魔力で抽象化してみる【例をあげて解説】
【ワンドの5】相手の気持ち・恋愛・仕事
ワンドの5のカードが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ワンドの5は正位置と逆位置での意味は大きな違いがありません。
ワンドの5のカード 正位置の意味
【相手の気持ち】
「今忙しくて連絡ができない。」「なんだか色々あって混乱している。」「自分以外にも好きな人がいるのでは?」
【恋愛】
相手に好きな人がいることを知る。ライバルが出現する。相手の仕事が忙しくなり会えない。裏切られる。周囲から反対される。異性と二人でいるところを発見する。
【仕事】
休みも取れないくらい忙しい。問題が発生し頭が混乱する。トラブルを乗り越えることで成長できる。予定していたお金が入らない。努力することで富とお金が手に入る。
【アドバイス】
問題にひるまず、向かっていって!
ワンドの5のカード 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「会いたいのに会える時間がない。」「付き合いたいけど自信がない。」「周囲に反対されていて結婚できない。」
【恋愛】
ケンカが続き仲直りができない。なかなか関係が進まない。自信を喪失するような出来事が起こる。相手と会えないことで苦しむ。自己中心的な行動で相手に嫌がられる。
【仕事】
まとまらない交渉。トラブルが続き中々解決しない。才能を開花させる試練。選択を誤る。プライベートの悩みで仕事が手につかない。事態の悪化で疲労困憊する。
【アドバイス】
全体で考えず、問題を1つずつ解決していって!
ワンドの5をもっと考える
ワンドの5のカードは戦っている姿が描かれています。
戦っているときは目の前しか見えていません。
そして集中力を切らしてしまうと叩かれてしまいます。
そのため、1点にかなり集中していることが浮かんできます。
ワンドの5・目線を変えると問題解決の糸口がみつかる
1点だけに集中していたら、目の前のことしか見えません。
目線を変えたり考え方を変えるだけで問題解決の糸口がみつかることもあります。
例えば、相手とケンカしたときに、相手はなぜ怒ったのだろう?と相手の立場で考えると、見えてくることもあります。
恋愛に関しても、同じです。
「なぜ連絡くれないのだろう?」という問題があったとすると、
- 「仕事が忙しいのかもしれない。」
- 「スマホを忘れたのかもしれない。」
- 「好きといっているから安心してるのかもしれない。」
と相手の気持ちが浮かび上がってきます。
気持ちを考えたあとは、解決するためにどうするか?を考えます。
- 仕事が忙しいのかもしれない→相手の仕事の状況を考えてみる
- スマホを忘れたのかもしれない→数時間待ってみる
- 好きといっているから安心してるのかもしれない→あまり好きと言わずに1ヶ月過ごしてみよう
そうすると、次にやることが見えてくるのです。
ワンドの5のカードは問題からの成長を示している
次にやることがみえると、行動できます。
ワンドの5のカードは、問題解決するために行動することで成長していけることを示しているのです。