ワンドの9は、小アルカナ・ワンドの数字の9番のカードになります。
ワンドの9は「最後まで気を抜かず取り組む」という意味を持ちます。
ワンドの9が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ワンドの9の意味
ワンドのカードは火のエレメントで情熱を持ったカードです。
ワンドの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
数字の9は物事の終わりや完結を意味する数字です。
大アルカナで数字の9は、隠者のカードでした。
隠者のカードは、「自分を知ること」を示しています。
ワンドの9・気を抜かず取り組む
ワンドの9では、終わりが近づくからこそ、気を抜かず取り組んでいくことの大切さを伝えています。
「ここまでやったんだから」と、自分に甘くなりがちですが気を抜くと足元をすくわれるときもあります。
終わるときこそ自分に気合いを入れる必要があるのですね。
ワンドの9のキーワード
ワンドの9のキーワードは「抜かりがない」「最終局面」です。
抜かりがないようにするには、自分との戦いが必須です。
自己分析ができている人は、自分がどこで気を抜くかが分かってきます。
全力でやって、休むところは休むのです。
最終局面まで持たすには、自分に合わせた計画も大切になってきます。
自己分析は「【話題の本】メモの魔力で抽象化してみる【例をあげて解説】」がおすすめです。
ワンドの9のカード・ウェイト版
ウェイト版のワンドの9のカードはワンドを縦に8本ならべ、バリケードにしています。
男性が1本のワンドを持ち、身構えています。
- 空…清々しい、冷静
- 山…試練
- 硬い表情…気を張っている
- 1人の男性…自分と向き合う
ワンドの5では複数人が戦う姿が描かれていましたが、ワンドの9では1人です。
最後は1人での戦いが来ると示しているのかもしれません。
【ワンドの9】相手の気持ち・恋愛・仕事
ワンドの9のカードが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ワンドの9のカード 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あとは告白するだけ」「(そわそわして)連絡を待っている」「全力でアピールしてみたから、あとは相手次第」
【恋愛】
長期間の恋が叶う。告白の返事が返ってくる。ライバルの動きに警戒する。相手の警戒心が強い。今の関係が進む。好きな人へ全力でアピールする。結婚間近、計画をすすめる。
【仕事】
成功まであと少し。自己分析して隠された能力に気づく。最後まで気を抜かず仕事に取り組む。スキルアップに努力する。財産を守り抜く。プロジェクトがもう少しで終わりを迎える。
【アドバイス】
自分なりにやった結果を待ってみて!
ワンドの9のカード 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「あの人が自分のことなんか好きになるはずない」「1人に決められない」「あなたの環境に踏み込みきれない」
【恋愛】
ライバルの方が優勢になる。不安が的中する。うまくいかず全てを投げ出したい気持ちになる。自分のわがままを突き通す。別れを切り出される。自分に自信がなく話かけられない。人気者を好きになる。
【仕事】
詰めが甘い。最後で気を抜いて失敗する。難しい問題が発生し、適応能力が問われる。1人で押し進めてしまう。過度に警戒する。手ごたえがなくやる気を失う。スキル不足。
【アドバイス】
最後まで全力でやりきってみて!
ワンドの9をもっと考える
ワンドの9のカードは最後まで気を抜かずやり遂げていくことを示しています。
ずっと同じテンションで物事を進めていくことは難しいです。
とはいえ、自分の好きなことだったらどうでしょうか?
遊び感覚でやり続けられたら楽しいですよね。
自分の本質を探すには「前田裕二さん24時間完成本『ギフトのあけ方』」を参考にしてみてください。
ワンドの9・時には気のゆるみを持つ
気を抜かないといっても、ずっと気を張ったままでは疲れてしまいます。
休みをちゃんといれてあげることも長続きするコツです。
小休止については「タロットカード・ワンドの4の意味」に詳しく書いています。
最後が一番肝心
「終わり良ければ総て良し」というように、最後が一番肝心です。
手放す時期についても考える必要があります。
このように中途半端になると、やめたくてもやめられません。
全力でやりきったからこそ、満足してやめられるのです。
自分の時間を無駄にしないように、自分には何が大切なのか?を見極めていきましょう。