「看護師だけど注射ができないくて、どうやったら上手くなるか知りたい。」と思っていませんか?
私も注射するときは戸惑っていました。
流血させたり、布団が血の海になったりしたこともあります。(患者さん、ごめんなさい。)
今では、同僚に頼まれるくらいになってきました。
それは上手くなる3つのコツを試したからです。
今回は「看護師だけど、注射ができない」と思っている方にそのコツを伝授していきます。
看護師だけど注射ができない!上手くなる3つのコツ
注射ができないと思ってしまう方は以下のことを思っていませんか?
・患者さんが痛いと言ったらどうしよう
・手際よく注射ができない
・失敗したとき先輩が怖い
これ、全部以前の私です。(汗)
焦って流血させたり、ナースシューズにボタボタと、血を落としたこともありました。
そこで、3つのコツをためしてみると、注射をすることが怖くなくなったのです。
注射が上手くなる3つのコツは?
以下の3つです。
・患者さんをリラックスさせる
・注射をする回数を増やす
・自分は上手いと暗示をかける
この3つのコツを深堀してお話していきます。
①患者さんをリラックスさせる
患者さんがリラックスできたら良い雰囲気でできますよね。
声掛けをする
患者さんの体がこわばっていたら、痛みを感じやすくなります。なので、今から何をするのか声掛けをします。
リラックスすることでも、痛みは軽減していきます。
終わった後も、声掛けしていきます。(笑顔でニッコリと)
緊張がほぐれていれば「あ、もう終わったの?」と言われることでしょう。
痛みがあまりない部位を選ぶ
やはり注射は、針を刺すため痛いです。正中皮静脈と手先の血管で採血するのでは、痛みが違います。
もちろん太い血管の方が痛みが少ないです。
できるだけ、太い血管を選んでいきましょう。
②注射をする回数を増やす
注射できないのに回数増やすってどういう事!?
と思いますよね。
でも、これが一番の近道なんです。
血管の太さや長さ、弾力、脆さは経験しないとつかめません。
最初はドキドキして怖いと思うので、まずはイメージトレーニングしてみましょう。
イメージトレーニング
私は病棟なので、注射をする人がでたときに「一緒について行っていいですか」と先輩についていきました。
自分がやるわけではないので、落ち着いて注射の手順がみれます。
そして自分がやってるかのように、成功イメージをインプットさせていくのです。
成功イメージがインプットできた後
成功イメージがインプットできたら、次は注射の行う回数を増やしていきます。
私は「もし注射あったら、教えてください」と周りに言っています。
そうすると、緊急の注射実施や誰かが注射できなかったときに呼ばれるようになります。
最初はイメージだけなので、できないかもしれません。
しかし、回数こなすと、自然にできるようになってきます。
③自分が上手いと暗示をかける
暗示はかなり効果があります。
下手でも上手いと暗示をかけていると面白いことが起こってきます。
自分だけでなく、他者から「上手い」といわれるようになるのです。
周りも上手いと思ってくれる
自信を持って注射していると、だんだんそう見えてくるんですね。
そうなると、こっちのもんです。
患者さんからも「この人上手そう。安心」という気持ちにさせることができ、緊張をほぐせます。
そうすると、最初に話した患者さんへのリラックス効果が得られるのです。
自信を持つことが、成功の秘訣です。
医療行為が少ない現場
それでも医療行為の少ない現場に行きたいと思う方にオススメするのが、
- 在宅看護
- 施設
- 地域連携
この3つです。
上手くなる3つのコツまとめ
もう一度おさらいです。
注射が上手くなるコツは、以下の3つです。
・患者さんをリラックスさせる
・注射をする回数を増やす
・自分は上手いと暗示をかける
注射が上手くなってくると、活躍の場が増えていきます。
職場の人と一緒に看護行為を行うこと(同じ目的を達成すること)で、人間関係も円滑になってきます。
私はまだまだベテランさんにはほど遠いので、切磋琢磨していきます。
一緒に注射の技術を向上させていきましょう。
今回の上手くなる3つのコツ、ぜひ使ってみてくださいね。