「カウンセラーをやってみたい!」と思う方が最近増えていると感じています。
その時に考えることは、自分にカウンセラーの適性があるのかな?ということです。
今回は、実際カウンセリングをやってみたからこそ分かった、カウンセラーの適性や活躍できない人の特徴をあげていきます。
カウンセラーで活躍できない人の特徴と活躍できる人の特徴の2つの特徴を知ることで、成功するカウンセラーの思考がわかります。
・この記事を書いた人・
カウンセラーの適性とは?活躍できない人の特徴
カウンセラーをやって、感じたことをまず言います。
カウンセラーになるための適性で第一に考えるのは「共感性」って思いますよね?
私も思っていました。
その通りなのですが、ここで考え方がガラリと変わることをいいます。
「共感性」の高い人は、活躍できないカウンセラーの特徴なのです。
なぜ共感性が高いと、活躍できないカウンセラーになるのか?を詳しく説明していきます。
共感性高い人の特徴【活躍できない】
共感することは大切です。
しかし、カウンセラーをやってると共感性の高い人はカウンセラーを辞めてしまうことが多いのです。
なぜかというと、相手の問題が自分の問題になってくるからです。
あなたは人の相談を受けた時に「○○をやった方がいいよ」とアドバイスしたことはありませんか?
という方が陥りやすいのが、「アドバイスしても相談相手がなにもしない問題」です。
共感性が高いほど、相手の気持ちになって考えすぎてしまい、自分ならこうするとアドバイスをするのです。
しかし、相手はアドバイスを聞き流し状況が変わらない…そのため問題が解決しないまま自分のストレスとなっていくのです。
共感しないのではなく、共感性を高くしない
相手の話を聞けることはカウンセラーの大事な適性です。
共感しないというわけではなく、「共感性を高くしない」ということです。
カウンセラーは仕事です。
相手に囚われてしまうと、仕事はできなくなってきます。
成功するためのカウンセラーの適性とは?
カウンセラーをやってみて、以下の3つが成功するためのカウンセラーの適性だと感じました。
- 自分と他人を分けて考えることができる
- 深入り、依存しない(淡泊)
- 自分の問題やストレス解消方法を知っている
優しい人がカウンセラーになりやすいと聞くことがありますが、優しい人はカウンセラーになっても続くことが困難です。
優しいからこそ、問題に立ち向かいすぎてしまうのですね。
淡泊な人の方が、カウンセラーとして続きやすいのです。
カウンセラーの適性は「これが仕事なのだ」と思える人なのかもしれませんね。
カウンセラーをしてみて
私もカウンセラーは「優しい人」がなるんだと思っていました。
しかし、優しいだけではやっていけません。
私のカウンセラー仲間は、自分でカウンセリングができないくらい問題が深いときは医療機関に頼むと言っていました。
(私の場合まだそこまでの問題が深いクライアントに出会っていないです。)
カウンセラーと医療機関(精神科)の連携も大切になってきます。
問題に関わりすぎてカウンセラーの方がうつ病を発症することもあります。
どこで問題を断ち切るかも経験になってきます。
その他のカウンセラーの適性
同じこと(同じ悩み)を何回も聞くこともあるので、
- 根性
- 耐久力
- 継続力
はカウンセラーにとってかなり大事です。
クライアントは3歩進んで2歩半くらい下がります。
半分進めたら万々歳です。
ゆっくりゆっくり前に進んでいきましょう。
あなたらしさがカウンセラーの適性
色々あってカウンセラーってめんどくさいなって思いましたか?
とはいえ、クライアントの問題が解決して晴れ晴れしい笑顔を見たときは本当に嬉しいです。
適性の話をしましたが、やはり「あなたらしさ」が適性という意味でも大切になります。
あなたらしさが、クライアントを導くのです。
カウンセラーの適性とは?活躍できない人の特徴のまとめ
カウンセラーの適性は
- 自分と他人を分けて考えることができる
- 深入り、依存しない(淡泊)
- 自分の問題やストレス解消方法を知っている
です。
カウンセラーといえば、「優しい」「共感性が高い」と思いがちですが、それこそが活躍できない人の特徴なのです。
カウンセラーも人間です。
深い話ばかり聞いていると自分も引きずられることもあります。
なので、カウンセラーになる前に自分の問題解決の方法やストレス解消法を見つけておくとカウンセラーになった時に役に立ちます。