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人間性心理学とは?カウンセラーに必要な3つの考え方

カウンセラーに必要な考え方のベースとして、3つの心理学があげられます。

 

・人間性心理学

・認知心理学

・新行動主義心理学

 

です。

今回は、人間心理学について焦点をあてつつ、他の2つの心理学についても解説していきます。

人間性心理学は人を伸ばすという意味では、人の得意を伸ばした吉田松陰先生にも似ています。

 

 

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人間性心理学とは?カウンセラーに必要な3つの考え方

冒頭でもお話したように、カウンセラーに必要な考え方が3つあります。

 

・人間性心理学…自分で解決できるようにカウンセラーが信頼し、共感的な関わりをする

・認知心理学…人間の思考の過程に着目

・新行動主義心理学…人間の行動に着目

 

上記のように、認知心理学と新行動主義心理学は自分1人で行うことが可能な心理学です。

しかし、人間性心理学は「相手(カウンセラー)」がいないと成り立たない心理学になっています。

2人で作る人間性心理学

人間性心理学は、問題解決ができるように成長を見守る心理学です。

そこに必要なのは、「相手への信頼」と「共感性」です。

人間関係が続くからこその心理学

生まれたときから人は1人ではありません。

赤ちゃんは1人で生きていけないので、誰かが必ずいます。

アドラー心理学では、この地球上で自分1人だけだったら人間関係の煩わしさはなく、孤独さえもないと話しています。

>>>難しい?嫌われる勇気のまとめ

人を信じないで生きると「人生ハードモード」です。

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人間関係は信じることからはじまります。

人間性心理学は、相手を信頼し相談者が問題を自分で解決できるように支えていく心理学なのです。

個人を信頼し、問題解決できるように支える

自分がすることに対し、「大丈夫だよ」と信じてくれる人がいたらどうでしょうか?

きっと安心して、やってみようかな?という気になるのではないでしょうか?

例えば、

 

好きな人に対して「自分なんかダメだよね…。」と思っているとします。

その時に友人が、「あなたなら大丈夫」と言って自分のことを認めてくれたら、「なんかアプローチする気が出てきた」と思いませんか?

 

信頼してくれてる友人だからこそ、やる気が出てきますよね。

 

1人で頑張ろうとすると挫折することもあります。

そんなときに自分を信頼し支えくれる仲間がいるということが、人間性心理学の特徴なのです。

人間性心理学が影響を与えた心理療法

そういえば、人間性心理学が影響を与えた有名な心理療法があるんですよね?
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そうなんです。心理学者カール・ロジャーズの来談者中心療法です。

 

来談者中心療法とは、人間がもともと持っている成長力を信じ、来談者(相談者)の話を真剣に聞き、共感する姿勢を重視します。

 

人間の「問題を解決する力」「問題に気づく力」「成長できる力」を信じることが来談者中心療法です。

 

信じて共感してもらえるだけで、ずいぶん心持が違うものになるはずです。

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相手を信じると、自分のことも信じられるようになってきます。
 

来談者中心療法はメモ魔会に似ている

来談者中心療法はメモ魔会にも似ています。

メモ魔会では、自己分析した内容をみんなに発表し、フィードバックを受ける会になります。

話しているときはみんな真剣に聞いてくれ、真剣にフィードバックをしてくれます。

 

メモ魔会について詳しくは「Zoomメモ魔会に初参加してみた。【自己分析すると行動力が身につく】」をご覧ください。

 

Zoomメモ魔会だけでなく、各地(東京・仙台・静岡など)でもメモ魔会が開催されています。

一人でも出来る人間性心理学

近くにカウンセラーさんがいない…。人見知りだし2人で出来ない…。

という方もいるでしょう。

 

人間性心理学は2人でするものですが、1人ですることも可能です。

どうやるかというと、「あなたの尊敬する人と会話する」ということです。

芸能人でもいいですし、身近な人でもいいです。

自分の信頼する尊敬する人を頭に浮かべて、「あの人だったらこの時どう言ってくれるかな?」と考えてみるのです。

人間性心理学のまとめ

人間性心理学とは、問題解決ができるように成長を見守る心理学です。

相談者が自ら解決することになるので、長い期間かかりますが、後々カウンセラーに依存しないためにも人気の心理学です。

 

・問題がおこったときに、1度成功体験があると解決しやすい

・人間関係も信頼されたことがある人は強い

 

このように、人間心理学は「どうすれば解決していけるのか?」という考え方を身につける心理学です。

認知心理学とは?

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認知心理学は、人間の思考過程について焦点を当てた心理学です。

例えば、

旅行にいきたい→でもお金がない→やっぱり旅行はやめよう

という考え方があったとします。

 

「旅行に行きたい」という考えはどこから出てきたのか?と焦点を当ててみます。

 

・ストレスで旅行に行きたいと考えたのか?

・料理が食べたくて旅行にいきたいと考えたのか?

・家族でどこか行きたかったのか?

 

「旅行に行きたい」というシンプルな考えだけでも、上記のように旅行に行きたい理由が考えられます。

 

・ストレスで旅行に行きたいと考えたのか?→カラオケで代用できないか?

・料理が食べたくて旅行にいきたいと考えたのか?→近くの美味しいお店を探してみよう

・家族でどこか行きたかったのか?→近場のショッピングモールはどうだろう?

 

という風に、思考の過程の段階で分けて考えるだけで解決策が出てくることがわかります。

 

考えながら「出来ない」で、ただ終わってしまうことってありますよね。

実は深堀するだけで、行動できる要素が含まれているのです。

>>>「出来ない」から「出来る」に変わる思考の法則

新行動主義心理学とは?

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新行動主義心理学は、人間の行動について焦点を当てた心理学です。

 

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新行動主義心理学は、心理学者のジョン・ワトソンの行動主義心理学から発展しました。

 

人間性心理学と認知心理学は感情や思考にあてた目に見えないものから考えられていました。

新行動主義心理学は「実際に行動した」という、目に見えるもので考えていきます。

 

例えば、

Aさん
私は「がんばれ!」って応援されたら行動できます。

という人や

Bさん
逆に否定された方が「見返してやる!」って思います。

という風に、行動する理由はそれぞれ違うことがわかります。

 

「自分がどのようなときに行動しているか?」を考えるのが、新行動主義心理学です。

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Halu
「自分はこの時に行動できてる」と知ることができれば、行動しやすくなりますね。

新行動主義心理学の発展版

心理学者クラーク・ハルは「強化説」を発表しました。

「がんばれ」と言われて行動できる人が、その行動を「やりたかったか?」「やりたくなかったか?」で成果が違うと言いました。

 

例えば、

・やりたくない仕事を「がんばれ」と言われてやった

・やりたい仕事を「がんばれ」と言われてやった

とするならば、後者の方が断然成果が出ますよねってことです。

 

Halu
できるなら、自分がやりたいと思うことで行動したい!

人間性心理学とは?カウンセラーに必要な3つの考え方のまとめ

人間心理学を中心として、カウンセラーに必要な3つの考え方を解説していきました。

 

カウンセラーに必要な3つの考え方は、

・人間性心理学

・認知心理学

・新行動主義心理学

でした。

 

カウンセラーだけでなく、自分のためにも生かせるスキルなので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

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