ワンドの3は、小アルカナ・ワンドの数字の3番のカードになります。
ワンドの3は「目標を実行に移していく」という意味を持ちます。
ワンドの3が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ワンドの3の意味
ワンドのカードは火のエレメントで情熱を持ったカードです。
ワンドの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ワンドの3と女帝のカードの関連性
数字の3は2つのものを掛け合わせ、新たに1つのものを生み出す意味を持ちます。
例えば、白と黒なら「グレー」、「男」と「女」なら「子供」というようにです。
大アルカナで数字の3は、女帝のカードで、愛を持って困難を乗り越えるというメッセージがこめられていました。
人と接することで新たな課題が出る
愛を得るためには、本での勉強だけではできなかったりしますよね。
人と接するという行動をしなければなりません。
ワンドの3のカードは行動することで、新たな課題を得ることを伝えています。
ワンドの3のキーワード
ワンドの3のカードのキーワードは「実行に移す」「ひらめき」です。
ワンドの2でみつけた道筋を、ワンドの3では進んでいきます。
新たな挑戦という意味でもあります。
一歩踏み出せば、知らないことにも触れていけます。知らないことが知れたら、アイデアもわきます。
そのため、キーワードには「ひらめき」も入っているのです。
ワンドの3のカード・ウェイト版
ウェイト版のワンドの3のカードはワンドを持った男性が高所から大海原を見ている姿が描かれています。
ワンドの2から進んできた男性は、自分の目で確かめることによって、試練を明確化しているのでしょう。
- まっすぐなワンド…目標が明確
- 赤いマント…情熱
- 葉っぱ…成功
- 山…試練
- 道がない…進む方法を考える・アイデアを生み出す
- 黄色…豊かさ
- 大海原…深層心理・内観
- 高所…目線を変えてみる
高所にいることから、全体を見渡すことが出来ています。
目標を達成するためには、広い視点がいることを伝えているようです。
男性の後ろには複数の従者がおり、リーダーシップという意味でもカードが読み取れます。
行動・リーダーシップに近い意味を持つカードは大アルカナ戦車のカードです。
【ワンドの3】相手の気持ち・恋愛・仕事
ワンドの3のカードが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ワンドの3のカード 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あなたとの接点を増やしたい。」「さらに関係をすすめていきたい。」「あなたに一目ぼれしました。」
【恋愛】
チャンスをうかがう。関係が進むアイデアを見つける。行動した先に出会いがある。頼れるパートナーに出会う。相手の素敵なところを新たに発見する。結婚につながる関係になる。
【仕事】
リーダーシップを発揮する。新たにビジネスを始める。やりがいを感じる仕事ができる。目線を変えると新たなアイデアが浮かぶ。計画性のあるプロジェクトに参加。自己スキルへ投資する。
【アドバイス】
依存せずに、新たなことをはじめて!
ワンドの3のカード 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「マンネリ化して面白くない。」「家で寝てゆっくり過ごしたいな。」「断れるのが怖くて行動に移せない。」
【恋愛】
今一歩行動できない。連絡先が聞けない。変化のない関係性。倦怠期になる。安定した生活でマンネリ化する。ライバルに先を越される。過去のトラウマを思いだし、動けない。
【仕事】
計画の一時停止。転職したくてもいい仕事が見つからない。過去の失敗を考え同じミスをする。逃げ腰になってしまいチャンスを逃す。目標が定まらず迷う。プロジェクトを反対される。
【アドバイス】
勇気を出して、思いっきり飛び込んでみて!
ワンドの3をもっと考える
火のエレメントを持つワンドの3は、情熱を持って進んでいるカードです。
3の数字は三角を想像させ、底辺があることから安定感があります。
とはいえ、安定が続くと中だるみを起こしてしまいます。
同じ状況が続くのは衰退でもあるのです。
新たな挑戦をしていくことが、刺激となって、あなたを進化させていくのです。
ワンドの3・片思いは最高のエネルギー
恋愛も同じです。
何もしないで家にいるばかりでは面白くありません。
片思いをするだけでも刺激的になり、日々の「色」は変わっていきます。
すぐに恋愛できないという人は芸能人でもいいと思います。
恋はエネルギーとなり、人を素敵にさせます。