ウイルス感染者が増えており、感染経路をテレビで放送することが多くなりました。
しかし「感染経路」とだけ聞いてもよくわかりません。
と思う方もいるでしょう。
今回は、
- 感染経路の種類は?
- どうやって対策をしたらいいの?
- 注意点があったら教えてほしい!
という方向けの記事になっています。
感染経路の種類とは?予防と注意点を含めて解説します。
感染経路の種類は、
- 飛沫感染
- 接触感染
- 空気感染
- 一般媒介物
- 昆虫
の5つです。(CDCガイドライン)
感染経路と一緒に言われて混乱してしまいがちなのは、
- 市中感染…社会生活をしている中で感染
- 院内感染…医療関連施設の中で感染
です。
この2つは、感染する場所のことを言っています。
今回は、感染経路である飛沫感染・接触感染・空気感染について説明していきます。
①飛沫感染の感染経路とは?
飛沫感染…粒径5μm以上の大きな飛沫粒子に付着した微生物による感染。咳・くしゃみ・会話などで感染源の相手と約1mの距離に近づくときに伝播する。
マスクで防ぐのは飛沫感染です。
他の人に感染させない、自分への感染予防に必須のアイテムとなってきます。
という方もいますよね。
※最近ではマスクを売ってるお店が増えてきました。
手作りマスクで感染を防ぐ
マスクのない方は、キッチンペーパーを折って作れるマスクや、布マスクをおすすめします。
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。 pic.twitter.com/sb46djvi45
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 6, 2017
(警視庁警備部災害対策課からツイートをおかりしました。)
キッチンペーパーは簡易的なものです。
マスクがあれば、マスクをおすすめします。
※マスクはもしも感染した場合にも有効です。
くしゃみでウイルスのついた唾液が4~5m飛散します。
感染を広めないためにもマスクは必要です。
②接触感染の感染経路とは?
接触感染…感染源である相手との直接接触や、汚染された器具などの間接接触で伝播する。
接触感染は直接接触と関節接触があります。
- 直接接触…直接握手などをして、その後鼻や目を触る
- 間接接触…ウイルスなどがついたドアノブなどを触って、その後鼻や目を触る
接触感染を予防するのにもマスクが重要です。(→鼻や口を触らないようにするため)
手洗いやアルコール消毒も感染予防になります。
携帯用のスプレーがあるとすぐに使えます。
最近ではスマホでの間接接触も増えているそうなので、携帯スプレーは必須ですね。
(安易に他人のスマホに触れないようにしないとですね!)
接触を控える
この前行った化粧品スタッフの方も
と話され、コットンで化粧品を試させていただきました。
様々な職場で対策がとられています。
③空気感染の感染経路とは?
空気感染…長期間空気中に浮遊する粒径5μm以下の粒子に付着した微生物による感染。空気の流れで広範囲にまき散らされ吸入して伝播する。
主な疾患:結核・麻疹・水痘
空気感染は浮遊しているため、吸い込んでしまうと感染します。
この予防に必要なのもマスクです。
ただ普通のマスクは飛沫感染用のマスクになるので、粒子の小さい空気感染対策にはN95マスクが必要になります。
感染しないための注意点
感染しないための注意点をまとめてみました。
手洗いで感染予防
手洗いをしっかり行ってください。
指の間や、親指の付け根は洗い残しの多い部分になります。
人の多くいる場所を避ける
感染対策では人が多くいるところに行かないということですね。
接触感染では、感染源の相手に触れた後に目や鼻などを触ることで感染するので、顔を手で触れないようにすることが大切です。
マスクをしたり、携帯アルコール消毒スプレーを持って外出しましょう。
スマホの画面を拭く
スマホの画面は一番よく触る場所です。
マイクロファイバーや専用の紙でふき取りましょう。
アルコールは吹きかけたりすると壊れる危険性があるので注意です。
マスクの外し方
マスクを外すときは、ゴムひもの部分を持ちます。
直接マスクの本体部分に触れないようにすることが大切です。
感染予防について
先日以下のツイートをしました。
外来ナースが
— Halu(ハル)@メモ魔ブログ部📜 (@HALUHALUHALE) February 2, 2020
「みんなが手洗い・うがい・マスクするから、インフルエンザと風邪があんまり来ないよー!」
と言っていた😳
マスク騒動・過剰な報道と言われることもあるけど、こういう所に役に立ってる😳✨#コロナウイルス対策
感染対策はコロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスなどに対しても感染予防になります。
感染経路の種類とは?【予防と注意点】まとめ
今回は、
- 飛沫感染
- 接触感染
- 空気感染
の3つの感染経路にてお話しました。
マスクや手洗いをすることで感染する確率はグッと下がりますので、感染予防はきっちり行っていきましょう。