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【看護で学ぶ】すぐ実践できるコミュニケーション術

私は看護師として働いていて、看護学生さんを指導することもありました。

(私の学生時代でも思っていましたが)患者さんと、どうコミュニケーションをとっていいかわからないという人が多いのです。

看護はコミュニケーションが大切です。

コミュニケーションをとるからこそ「あれ?なんだか今日は違うな」と違和感を感じるのです。

さて、それでは円滑なコミュニケーションはどうやってとるのか?

今回は看護で学ぶコミュニケーション術を解説していきます。看護学生さんだけでなく、コミュニケーションが苦手だなという人にもオススメの記事になっています。

 

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【看護で学ぶ】すぐ実践できるコミュニケーション術

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まず、コミュニケーションをとるうえで、2つポイントがあります。

1つ目のポイントは

①人の意見は変わらない。

これがホントに重要です。

無理に意見を変えない

もし、すぐに意見が変わったとしても、それは強引に変えただけで、心から変わってないことが多いのです。

人それぞれに自分の意見があり、強引に変えられてしまうと、相手に不信感を抱くこともあります。

学生さんが患者さんをリハビリに連れていこうとする場面がありました。(発熱もなく、リハビリに行ける状態の患者さんでした。)

 

○○さん、リハビリに行きましょう。
今日はやめとくわ。

やめとくと言われ、学生さんは焦りました。「計画にリハビリ入れてたのにどうしよう」となるのです。

そして、強引に、「リハビリはいいですよ!退院するためにもリハビリに行きましょう!」と自分の意見を押しつけてしまったのです。

 

(強引すぎて、なんだか嫌になってきた…)今日は、行きません。

 

こうして、結局患者さんはリハビリに行かないまま終わってしまいました。

 

まずは意見を受け止めよう

先ほどのポイントで述べたように、人の意見は変わりません。強引に変えようとすると、トラブルが起こりやすくなります。

そこで2つ目のポイントとして、下記のように考えます。

②人の意見は変わらなくていい。

まずは、一旦相手の意見を聞きます。

今日はリハビリ行かないわ
そうなんですね

と気持ちを受け取りましょう。

でもそこで終わるのではありません。

リハビリに行った方が患者さんのためになるわけですから、「行くように誘導すること」が大切になってきます。

 

なぜその意見なのかを聞いてみよう

どうして今日は行きたくないんですか?

「行きたくないからよ!」と突っぱねる人もいますが、大体の人は「行きたくない」に理由を持っています。

歩くときズボンが下がって…みっともないから…

例えば、上記のことを言ったら、リハビリの時だけキツめのズボンにするという方法がでてきますよね。

そのほかに、体がだるいからとか、熱がありそうだからとか理由を言ってくれるはずです。

その理由に対し、どう解決していくかを考えるのです。

 

メリットを話す

リハビリに行くことで、どうなっていくのか?の具体的なイメージが出来ていないのかもしれません。

相手にどのようなメリットがあるのかを話してみましょう。

 

リハビリ以外の例えでいえば、
「私と結婚したら毎日おいしいご飯が食べられるし、帰ったらすぐにあったかいお風呂に入れるよ。」などです。
この記事であれば、「今後も使えるコミュニケーション術がわかる」とかですね。
 
○○したら○○になるという、わかりやすいメリットを伝えていきます。

二人の意見の間をとる

もしかすると、30分だと長すぎると思っているのかもしれません。

その時は「10分でもいいですよ。」と短めに設定してみるのもいいですね。

 

例えば、飲み会に参加したくない人がいたとして「1時間でいいよ。」と相手が参加しやすい時間提示をしてあげるのです。
その時間に必ず終わるようにしてくださいね。
 

それでもダメなら

あとは、話を聞きまくりましょう。よく言われる「傾聴」ですね。相手の想いを聞いて受容します。

すると、相手の心が晴れてくるのです。

その気持ちわかります
(わかってくれてる…)じゃぁ、少しなら行こうかしら?

と返してもらいやすくなります。

 

コミュニケーションで大切なのは、人の意見を変えようとしないこと

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先ほどいったように、コミュニケーションで人の意見を変えようとしないことは大切です。

 

日本で500万部のベストセラーとなったD・カーネギー著書「人を動かす」では、

相手の心が反抗と憎悪に満ちてる時は、いかに理を尽くしても説得することはできない。…中略…人を無理に自分の意見に従わせることはできない。しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変えることもできる

と記しています。

 

相手の変えるのではなく、穏やかに話します。

そして、相手の選択肢を増やすことが重要になってきます。

 

選択肢を増やす

下の枠は相手の頭の選択肢です。

 

▶ ○○があるから、行きたくない

 

「行きたくない」しか選択肢がない場合は「行きたくない」としか選択できません。

それを、「理由を改善したら行きませんか?」と、相手に選択肢を提示します。

 

  ○○があるから、行きたくない

▶ ○○を改善したら行ってもいいかな

 

という風に、選択肢が増えれば「行ってもいいかな」を選べるようになります。

このことからもいえるように、コミュニケーションは相手の意見を無理に変えさせないことがポイントなのです。

無理に変えようとすると、反発してしまい、もっと意見が変わらなくなります。

 

五感で感じるコミュニケーション

会話でするコミュニケーションの他に、非言語コミュニケーションがあります。

言葉を使わずにコミュニケーションを行うのです。(その人の表情(顔色)や、目線、身振り手振り、体の向きなど)

会話が続かない!という人は非言語コミュニケーションもおすすめです。

行動心理学

心理学には行動心理学もあり、行動だけでその人が何を考えているのかを見抜くことも出来ます。

 

参考記事

今回は、皇帝のカードの解釈です。 皇帝のカードはタロットカードの大アルカナ、数字の4番のカードになります。皇帝は男性性を表していています。自信があり、そして威厳があります。 皇帝が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と[…]

 

「皇帝のカード」の記事でも書いていますが、メラビアンの法則では、しぐさと表情で55%・話し方から38%・話の内容は7%で相手の印象を決めているのです。

子供の頃、病気になったときにお母さんが傍にいたら安心していました。そんな感覚なのかもしれません。

 

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言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションを上手く使いこなすことが、上手なコミュニケーションの取り方です。

 

看護で学ぶコミュニケーション術のまとめ

 

  • 人の意見は変えられないし、変える必要はない
  • 人の意見をまず聞く
  • 理由を改善する
  • 選択肢を増やすように話す
  • 非言語コミュニケーションも大切
  • 言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションを上手く使いこなせれば上級者といえる

 

自分の気持ちを相手に伝えたい気持ちもわかります。でも結局は相手の意見を尊重した方が、コミュニケーションは上手くいきます。

コミュニケーションは一人ではできません。相手がいて、初めてコミュニケーションができるのです。

 

押してダメなら引いてみろ。引いてダメなら押してみろですね。

 

追記:もし看護学生さんが見ていたら、実習お疲れさまです!記録大変だと思いますが、資格があったら世界が変わります。今が踏ん張りどころですよ。ファイト―!
 
 

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