ワンドの2は、小アルカナ・ワンドの数字の2番のカードになります。
ワンドの2は「目標設定」という意味を持ちます。
ワンドの2が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ワンドの2の意味
ワンドのカードは火のエレメントで情熱を持ったカードです。
ワンドの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ワンドの2と女教皇のカード
数字の2は二相性を意味するカードです。
二相性とは、陰と陽・男と女という同じようで相反するもののことをいいます。
大アルカナで数字の2は、女教皇のカードで、知識をもって困難を乗り越えるというメッセージがこめられていました。
困難を乗り越えるために、目標を決めていくことが大切であると、ワンドの2のカードは伝えているのかもしれません。
ワンドの2のキーワード
ワンドの2のカードのキーワードは「目標を設定する」「発展する」です。
ワクワクする目標を立てることで、成長していきます。
情熱を持つにはワクワクとした気持ちや目標がなければ進んでいけません。
ワンドの2のカード・ウェイト版
ウェイト版のワンドの2のカードは地球儀を持った男性が遠くを見ている姿が描かれています。
- まっすぐなワンド…目標が明確
- 地球儀…世界規模・大きな目標
- 遠くを見る…進むべき道を考える
- 葉っぱ…成功
- 白いユリ…純粋・女性性
- 赤いバラ…愛と美の象徴・男性性
- 手から白いオーラ…情熱・やる気・エネルギー
赤いバラと白いユリは男性性と女性性の二相性を表しています。
赤いバラと白いユリが描かれていたカードは、大アルカナの魔術師のカードです。
魔術師のカードのときは自分の自信のなさを隠すために、使われていました。
ワンドの2は自信がないからこそ、地理(地球儀)をみて、ちゃんとした道を見極めている様子がわかります。
【ワンドの2】相手の気持ち・恋愛・仕事
ワンドの2のカードが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ワンドの2のカード 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あなたにふさわしくなるために努力してる。」「今度あなたをデートに誘おう。」「結婚してほしい。」
【恋愛】
理想のパートナー像を明確にする。恋する意欲がわく。周囲の協力があり、関係が発展する。お見合いをする。街コンで出会いがある。旅行先で仲良くなる。同棲をする。
【仕事】
いつもよりも高めに目標を設定する。努力が実を結ぶ。セルフイメージを高める。スキルを身につける。良い人間関係でプロジェクトが進む。長期的な資産運用を考える。
【アドバイス】
計画を立てて、夢を追いかけてみて!
ワンドの2のカード 逆位置の意味
【恋愛】
好きではない人と付き合う。自信がなくてなにもできない。好きなのに伝えられない。相手に別の好きな人ができる。トラブルが起こる。ケンカ別れする。束縛される。
【仕事】
周囲から足を引っ張られる。計画が予定通りに進まない。低い目標。ハプニングが続く。不安の多い仕事。仕事について悩み抜く。思った職場とは違うところへ転職する。
【アドバイス】
目標をもう一度設定し直して!
ワンドの2をもっと考える
火のエレメントを持つワンドの2は、情熱を持って始めているカードです。
目標が明確になると進めやすいです。
自分は何がやりたいのか?どうしたいのか?を考えるのです。
ワンドの2・目的地(目標)を決める
旅行にいくのでも、まずは目的地を決めなければたどり着きません。
目的地を最初に決めておけば、どのようにして進んでいくか計画が立てられます。
とはいえ、迷った時は目的地を決められないこともあります。
その時は、少しだけ行動することで、何かが見えてくる場合もあります。
行動すると別の選択肢がみえてくる
例えば、「街コンに行って仲良くなった人が男性を紹介してくれた。」などです。
小さな行動を起こすことで、自分の新たな目標が生まれることがあるのです。