前田裕二さんの著書「メモの魔力」が70万部を突破しました。(電子書籍含む)
メモの魔力の記事は、ステップアップブログ(このブログ)の中でも人気記事になっています。それだけ、人気だとわかります。
メモの魔力の前に書かれた、人生の勝算も良い本なので、紹介していきます。
人生の勝算は前田裕二さんの人生において、いろんな行動をして得た気づきをポイントとして書かれています。
例文もわかりやすいので、書き方や話し方の勉強にもなる本です。
- 人生の勝算ってどんなことが書かれてる本なの?
- メモの魔力を買ったけど、人生の勝算も気になる
- そもそも、前田裕二さんが気になる
という方におすすめの記事になっています。
※2019年6月11日に「人生の勝算」の文庫本が発売されました。
>>>【話題の本】メモの魔力で抽象化してみる【例をあげて解説】
前田裕二さんの著書「人生の勝算」とは?
人生の勝算は、前田裕二さんが壮絶な人生を経て「SHOWROOMの前田社長」になるまでの流れが書いてあります。
メモの魔力は読んでる人に問いかける本だとしたら、人生の勝算は前田裕二さんが出会ったすごい人達から、一緒に学びを得ていく本だと感じました。
人生の勝算はメモの魔力を読んだ後に読むと、さらにわかりやすいと思います。
なぜかというと、メモの魔力を読むと「前田裕二さんってどんな人なんだろう?」と知りたくなるからです。
という流れです。
人生の勝算は前田裕二さんでないと、出会えないような人たちが多くいました。
読者が前田裕二さんの目線になって、すごい人たちの話を聞けます。
メモの魔力でもありましたが、人生の勝算でも前田節が多くみられます。
「それには2つ理由があって」や「これには3つあって」などです。
と、思ってる間にすべて読み切ってしまいました。
これは私が先日ツイートした内容です。
人生の勝算を読みました😊✨
— Halu(ハル) (@HALUHALUHALE) August 18, 2019
メモするところがたくさんありました😳面白くてスラスラ読めます😆#人生の勝算 #前田裕二 さん
読みながらだったので、字がヤバイですね😅 pic.twitter.com/4sCfdstE54
メモの魔力も読みやすかったですが、人生の勝算もスラスラ読めます。
とくに読書初心者さんにはおすすめな本です。
幼少期から物語ははじまる
早くにお母さんを亡くされた前田裕二さんは、食べるために小学生の頃から稼がなければなりませんでした。
どうやったら、食べていけるだけのお金が稼げるのかを、小学生の頃から考えていたのです。
前田少年が弾き語りをして得たこととは?
- 稼げる場所へいく
- 濃い常連客を作る
- ちゃんと作戦を立てれば、自分の思い通りの結果に導ける
というものでした。
大人になった私でも感心させられるような内容です。
これを小学生で導きだしたなんて、驚きです。
行動して気づきを得ることが大切
前田少年は行動→気づき→改善→行動をして、稼ぐことができます。
【行動】
弾き語りするが立ち止まってくれる人が少なく、稼げない。
【気づき】
素通りされるのはなぜか?それは、知らない曲を歌っているため。
【改善】
1ステップ:手書きのボード(相手の知ってる曲)を掲げた→足を止めてもらう
2ステップ:リクエストを時間差で受けた→また次に来てもらう
行動、気づき、改善の3ステップは次につながる大切なことですね。
自己分析No.243😊
— Halu(ハル) (@HALUHALUHALE) July 12, 2019
無人島に持っていくもの1つ・中学時代→ナイフ
抽象化:中学生になると自分で考えて行動できるので、行動に必要なものを選ぶ。無人島がどんな所かある程度把握してる。
転用:行動する前に下調べが大事である。調べ過ぎると先入観になるので、少し調べたら行動する。#メモの魔力
実習で得た学びを改善していった
私は看護学校のとき、教科書で必死に勉強しました。
それは試験に通るための勉強でした。
就職して実際に使えるのは、実習で得た知識です。
「今日は患者さんとコミュニケーションができなかったから、次はどうやって話していこうかな?」と行動→気づき→改善をしていきました。
それが今となって、自分の知識になっています。
人生の勝算:スナックから得た5つのポイント
人生の勝算の中で、スナックから得た5つのポイントが心に響きました。
コミュニティが形成される上で、5つのエッセンスがあります。…中略…
ママは若くてきれいな女性である必要はなく、例えば一緒にお酒をのんだお客より先に潰れても良いし、どこか頼りなくても良い。プロフェッショナルとしては、粗だらけです。
でも、その未完成な感じが逆に共感を誘い、仲間を作ります。みんなでこのママを支えようという結束力が生まれ、コミュニティが強くなります。
引用:人生の勝算
大人になった前田裕二さんは、スナックから5つの学びを得ました。
- 余白の存在
- クローズドの空間で常連客ができる
- 仮想敵を作る
- 秘密やコンテクスト・共通語を共有する
- 共通目的やベクトルを持つこと
この5つのポイントを少し深堀していきます。
①余白の存在
スナックのママは完璧じゃなくてもいいということです。
未完成の方が、周りからの協力が得らます。
例えば、ベテランな人が仕事をしていて「何か手伝いましょうか?」とは言いづらいけど、新人の子なら「何か手伝おうか?」と言いやすいですよね。
②クローズドの空間で常連客ができる
スナックは小さなお店でクローズドの空間です。
クローズドの空間では、仲間意識が生まれます。
コミュニケーションも小さなお店だからこそ、行き届くのです。
占いでもクローズドの空間がある
私もよく考えると、この「クローズドの空間で常連客ができる」を実践していました。
私の占いをしてるお客さんは9割常連さんです。
カフェで占いをするときは、あまり人のいない時間を選んだり、個室を借たりします。
その方が、1対1で親密な話が聞けるからです。
スナックも占いもクローズドの空間は同じなのですね。
③仮想敵を作る
スナックの場合は常連さんとママのケンカです。他の常連さんがケンカをしてる常連さんを止めに入ります。
こういった、(仮想)敵を作ることで、さらに絆が深まるのです。
例えば、
・キングコングの西野さんの「ディズニーを倒す」
・AKB48の総選挙も「推しメンを1位にするぞ」
という仮想敵を作るとファンの間で絆が深まりますよね。
敵(第三者やもの)を作ることで、仲間の結束力が生まれるのです。
④秘密やコンテクスト・共通語を共有する
常連さんとスナックのママとケンカしたことは、他のお客さんには内緒にしておこう、という秘密共有がさらに絆を深めます。
例えば、恋人と旅行するのもそうですよね。
あの時ホテルに一緒に泊まったなどの二人の共通の話題があります。
2人しか行ってないので、他の人達には話がわかりません。
それがお互いの秘密になり、絆が深まってくるのです。
⑤共通目的やベクトルをもつこと
スナックでは、トラブルを解決するという一つの目的があります。
メモの魔力を前田裕二さんは「100万部達成する!」と目標を掲げています。
それに賛同した人達(私含め)は、どうやったらメモの魔力が100万部達成できるかそれぞれ考え実行していくのです。
人生の勝算・まとめ
人生の勝算のみどころ
- SHOWROOM前田社長の人生からポイントをつかむ
- 前田裕二さんが出会った人から人生の生き方を学ぶ
- 自分の人生に置き換えて考えられる
今回は序盤だけのまとめとなりましたが、前田裕二さんが社会人になってから「すごい人達」に出会っていきます。
世界一受けたい授業でも紹介された、先輩やお兄さんのことも書かれています。
すごい人たちの言葉を通じて、前田裕二さんがどのようにしてSHOWROOMの社長になっていったか?を「人生の勝算」で確認してみてくださいね。