ソードの8は、小アルカナ・ソードのカードになります。
ソードの8は「抑制」という意味のカードになります。
ソードの8が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ソードの8の意味
ソードのカードは風のエレメントで、知性や文化を司るカードです。
ソードの詳しい意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ソードの8の数字の意味
ソードの8の「8番」は、物質世界と精神世界の統合の数字といわれています。
また、8を横にすると「∞」となり、無限の意味も持っています。
ソードの8と力のカードの関連性
大アルカナの8番は力のカードです。
力のカードは「コントロール」や「力の均衡」を表すカードです。
ソードの8は身動きがとれなくなり、コントロールを失った状態を意味します。
ソードの8のキーワード:制御・抑制
ソードの8は、「制御」や「抑制」という意味です。
やりたいことがあるのに、お金や時間の制限があって出来なかったり、動きたいときに動けないときに出やすいカードです。
ただ、それは自分の中で作ってしまっている「制御」ということもあるかもしれません。
ソードの8のカード・ウェイト版
ウェイト版のソードの8は、8本の剣が刺さった間に縛られて目隠しされた人が立っています。
裸足で地には水が流れています。
- まっすぐな剣…気持ちが定まっている
- 縛られる…動けない
- 目隠し…見ないようにしている
- 裸足…本心をみない(潜在意識へ入らない)
- 水…潜在意識
- 高い山…試練
- 高いところにある城…目標が高い
目標が高いからこそ、動けないということがあります。
気持ちの上では定まっているのに「あんなに高いところになんかいけるはずない」と自分で自分を制御しているのです。
目隠しはそんな自分を見ないようにしてるというシンボルになります。
【ソードの8】相手の気持ち・恋愛・仕事
ソードの8が正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ソードの8 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あなたのところにいきたい気持ちはあるけど動けない。」「気になるって伝えたいけど難しい。」「自分は魅力がないから振り向いてもらえない。」
【恋愛】
周囲を気にしすぎて行動できない。失恋し落胆する。出会いを求めようにも場がない。好きになった相手が既婚者(もしくは恋人がいる)。自分の気持ちを抑え込む。連絡なく孤独を感じる。
【仕事】
人間関係で孤立してると感じる。出来ないと思い込む。「あの人だからできる」と自分の能力を見つめ直さない。他人と比較して焦る。周囲に心を開かない。能力がいかせない。行動制限をされる。
【アドバイス】
本当にできないのか見つめ直してみて!
ソードの8 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「苦しかったけど粘ってアプローチしてきてよかった。」「自分の気持ちを素直に伝えたい。」「これからのチャンスは逃さない。」
【恋愛】
来なかった連絡が突然くる。依存していた気持ちを解き放つ。自分に正直になることで愛される。素の自分が出せる相手に出会う。お互いの誤解が解ける。アプローチし続けたことが実を結ぶ。
【仕事】
ずっと芽がでなかったのに芽が出始める。制限せずやりたいことをやる。晴れやかな気分で仕事ができる。オファーがくる。自分を見つめ直し、やりたいことをみつける。チャンスが訪れる。
【アドバイス】
解放された気持ちを十分に満喫して!
ソードの8のカードをもっと考える
ソードの8のカードは今の自分ではどうすることも出来ないという脱力感を表します。
「がんじがらめになってしまって手も足もでない。」「今の状況を見たくない。」そんな気持ちがソードの8のカードには出ています。
本当に動けない状況なのか
動けない状況にあるのは、「状況を正しく見てないから」ということもあります。
・子供がいてお金がいる
・奨学金を返さないといけない
・旦那さんに相談できていない
というしがらみで動けないMさんがいました。
嫌々ながら仕事を続けていたMさんでしたが、旦那さんに相談したあと仕事をやめました。
その途端に気持ちがスッと楽になったのです。
「自分は動けない」と思うと、すべてが嫌になってしまいます。
しかし、1つ行動を起こすことで「自分は動けるんだ」と知ることとなり、道が開けていけるのです。
ソードの8のカードの逆位置は、自分は動けると知った後を示すカードになります。
「自分は動ける」と意識する
ウェイト版の大アルカナ「星のカード」も、ソードの8のカードと同じで足が水の上に浮いています。
ここで描かれている水は、自分の奥底の意識です。
「深層心理に入れない」という意味を持ち、表面だけであり、十分に自分と向き合っていないことを示します。
本当は動けるのに、動けない理由を作ってその場を変えていないのです。
自分は動ける状況にあることを、まず意識することが次のステップに続くカギとなるのです。
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