ソードのペイジは、小アルカナ・ソードのカードになります。
ソードのペイジは「知識を得る」という意味のカードになります。
ソードのペイジが出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ソードのペイジの意味
ソードのカードは風のエレメントで、知性や文化を司るカードです。
ソードの詳しい意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ペイジとは「若者・スタートを切る者・子供・学生」などを意味します。
ソードは知識で、ペイジは若者を意味するので「知識を学ぼうとする」と読み取れます。
ソードのペイジと女教皇との関連性
大アルカナの女教皇と似ていますが、ソードのペイジと少し意味合いが違っています。
女教皇は知識をすでに得ている途中(勉強をはじめた後)ですが、ソードのペイジは今から学びに行く段階(勉強をはじめる前)となります。
知識量では、女教皇の方が上です。
(絵柄は大アルカナの愚者のカードに似ています。「勉強を今からスタートする」という意味では、愚者と近いともいえます。)
ソードのペイジのキーワード:知識を得る・メッセンジャー
ソードのペイジは、見聞きして知識を得ます。
そこで見たことや聞いた情報を人に伝えることで、メッセンジャーの役割も担っているのです。
「うわさ」や「情報」という意味でもこのカードが出ることがあります。
ソードのペイジのカード・ウェイト版
ウェイト版のソードのペイジのカードは、剣をもった人が右を向いています。
- 晴れと曇り…未来はどちらにでも転ぶ
- 右を向く…青空の方を向きチャンスに飛び込みたい
- 顔と体の向きが逆…まだ行動できていない
- 帽子の羽根…自由
- 山…試練
顔と体の方向が違うことから、まだ一歩踏み出せずにいる状況も表しています。
とはいえ、「向上したい」という気持ちは心にあるのです。
【ソードのペイジ】相手の気持ち・恋愛・仕事
ソードのペイジが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ソードのペイジ 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あなたがどう思っているか理解したい。」「会えて嬉しい。」「もっとあなたのことが知りたい。」
【恋愛】
スキルアップで新しい出会い。知り合いからの紹介。友達から恋人への発展。アプローチのチャンスあり。モテる。会話することで仲良くなる。恋愛テクニックを学ぶ。グループ交際。
【仕事】
情報を得て転職に生かす。「ここだ」と思うような就職先との出会い。尊敬する人と出会う。セミナーへの参加。スキルアップへの準備。新しい趣味を見つける。斬新なアイデア。
【アドバイス】
必要な情報はすぐそこに!
ソードのペイジ 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「自分なんかまだまだダメだ。」「相手にされるわけがない。」「気持ちを伝えることが怖い。」
【恋愛】
一歩引いてしまう。自分なんかダメだと思い込む。連絡できない。プレゼントを忘れる。怖気づいて話せない。挙動不審。ライバル優勢。チャンスを生かしきれない。アプローチできない。
【仕事】
ムダなことに時間を浪費する。人前で注意される。準備不足で失敗する。何のスキルを上げていいかわからない。情報やウワサ話に翻弄される。人間関係を損得で考える。緊張し壇上に立てない。
【アドバイス】
まず一歩踏み出してみて!
タロットカード・ソードのペイジをもっと考えてみる
ソードのペイジはスキルアップをする前のカードになります。
「自分に今必要なものはなにか?」をまず見つけていくことが大切です。
足りないものだけでなく、強みをさらに強調していくのもありです。
ソードのペイジは知識のアップ
知識が増えることで、今まで知らなかったことが見えてきます。
例えば、恋愛テクニックでの「単純接触の原理」を知らないで
と聞いても意味がよくわからないでしょう。
と知っていたらどうでしょうか?
知識があることで、文章の意味がわかったり、話の内容を理解することができるのです。
知識で情報がクリアになる
知識があると、人の話がクリアに聞くことができます。
相手は何を伝えたいか理解するには知識が大切です。
知識があることで、その情報が本当なのか?偽りなのか?を見極めることができます。
必要な情報だけ収集できる
インターネットが普及した今、情報はあふれかえっています。
知識があり、情報を見極めることができれば、自分の必要な情報だけ取り入れることができます。
ウワサ話や情報に振り回されず、自分で決めることができるのです。
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