ペンタクルの5のカードは、小アルカナペンタクルの数字の5番のカードになります。
ペンタクルの5は「喪失感」を表すカードになります。
ペンタクルの5が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ペンタクルの5の意味
ペンタクルのカードは土のエレメントで、感覚を司るカードです。
ペンタクルの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ペンタクルの5・数字の意味
数字の5は5体や5感など、肉体や機能を表しています。
大アルカナで数字の5は法王のカードです。
法王は精神的な強さで他者を導いています。
しかし、ペンタクルの5は精神的なダメージが示されているのです。
ペンタクルの5とペンタクルの4との関連性
ペンタクルの4では物質の富を得た状況を表していました。
しかし、ペンタクルの5ではすべてを失ったことを表します。
お金や物があったとしても、信頼されず「孤独」であるときもこのカードが出やすくなります。
ペンタクルの5のキーワード
ペンタクルの5のカードのキーワードは「喪失感」「自信を失う」です。
やりすぎて疲れ、ストレスを示す場合もあります。
一気に事をすすめるのではなく、徐々にやっていくことが大切です。
自分のすることが沢山ありすぎると、喪失感につながりやすくなります。
ペンタクルの5のカード・ウェイト版
ウェイト版のペンタクルの5は、寒そうに雪道を歩く二人がおり、1人は足を負傷しています。
その中で光り輝く5つのコインとステンドグラスが描かれています。
- 雪…寒い、心の中が凍る
- 負傷…身体的ダメージ、精神的ダメージ
- ステンドグラス…希望の光・理想の幸福像
- 裸足…何もかもを失う
- 灰色…霊的な色
雪を裸足であるいていたり、負傷している中歩かざるおえないという絵をみると「しんどそう」と思いますね。
ペンタクル5のカードはその「しんどさ」を表すカードでもあります。
痛みを人に伝えられないでストレスを抱えてしまったり、物質的には豊かなのに精神的に追い詰められている状況もあります。
逆位置になると、ステンドグラス側になるので「しんどさから抜けられる」ことを表すようになります。
【ペンタクルの5】相手の気持ち・恋愛・仕事
ペンタクルの5が正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ペンタクルの5 正位置の意味
【相手の気持ち】
「自分は好かれてないな。」「一緒にいるのがしんどいな。」「付き合うのは厳しいな。」
【恋愛】
相手にされない。浮気や不倫が発覚する。周囲からの協力が得られない。誰にも心を開くことができない。婚活がストレスになる。理想の相手に出会えず心身が疲弊する。
【仕事】
スランプに陥る。リストラにあう。やりすぎで疲労がでる。プロジェクトが進まず厳しい状況になる。収入が減少し、ひもじく感じる。失敗して自信を失う。思ったようにスキルが上がらない。
【アドバイス】
今見えてる事実を目線を変えて見てみて!
ペンタクルの5 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「やっぱり好きだから諦められない。」「あの時好きって思ってくれてたのかな。」「もう一度アプローチしてみよう。」
【恋愛】
別れる前に好きだと気づく。理想の人を思い描く。自分を変えようとしたときに出会う。婚活を再開する。気にしていなかった人が好きだったと気づく。思いを断ち切り新たにスタートする。
【仕事】
失ったやる気を取り戻す。やり方を変えて再挑戦する。人の信頼が大切であると知る。カウンセリングを受ける。ダメだと思った時に契約が決まる。転職をするために準備をする。
【アドバイス】
最後までやりきって!
ペンタクルの5のカードをもっと考える
ペンタクルの5のカードは「孤独感」を感じるカードです。
何かあったとき相談する相手がおらず、孤独や不安を感じます。
アドラー心理学でも他者がいるから孤独は生まれると記しています。
ペンタクルの5・なぜ孤独に思うのか?
先ほどもあげた「他者」がいるから孤独を感じてしまいます。
もしも他者がおらず1人なら孤独という言葉もなかったでしょう。
「孤独」と思うのは、自分目線で他者を見すぎることにあります。
自分目線ではなく、他者目線で見てみる
自分目線で他者を見ると、他者は楽しそうにしていたり、自分だけ何かをしてもらえなかったりと「自分にないもの」を探してしまいます。
他の人を気にしてしまう人は多いと思います。
私も他者を気にする方です。
では、他者目線で他者を見ればどうでしょうか?
例をあげると、
・行きたくないパーティに参加している
・本当は1人の時間が欲しい
・仕事が忙しい中で遊んでいる
「楽しそう、うらやましい」と思うのは一部で、もしかしたらその他ではその人はしんどい思いをしているかもしれないのです。
孤独感を減らすためには?
みんな同じ世界で生きているということです。
アドラー心理学では「みんな仲間である」と教えています。
あなたにはホントに誰もいませんか?
家族?
友達?
自分自身?
自分が拒絶すると、相手は入ってこれません。
心をオープンにするのは相手ではなく、まず自分なのです。
そうすることで、だんだんと孤独感はなくなっていきます。
ペンタクルの5のカードは孤独を感じても長く続かない希望の光はすぐそこにあることを表現しているカードなのです。
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