カップの6は、小アルカナ・カップのカードになります。
カップの6は「原点回帰」を意味するカードです。
カップの6が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・カップの6の意味
カップのカードは水のエレメントで、愛情や感情を司るカードです。
カップの詳しい意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
カップの6の数字の意味
カップの6の「6番」は、神秘的な相対性を表す数字です。
6枚のカードで占う「ヘキサグラムスプレッド」は過去と未来に分けたり、相手の気持ちなどで使われやすいです。
過去や未来を切り分けて考えることを6番の数字は示しています。
カップの6と恋人のカードとの関連性
大アルカナの6番は恋人のカードで「パートナーシップ」や「選択」を表します。
カップの6は過去にあったことを思い出し、自分の幸せとはなにか?を考え直すカードになってます。
これからする「選択」で、未来が変わっていくのです。
カップの6のキーワード:振り返り・心の癒し
カップの6のキーワードは「振り返り」「心の癒し」です。
カップの5のカードは失意のどん底にあるカードでした。
悲しくなった理由を分析し、出た答えにそって行動していきます。
例えば、恋愛で失恋した場合
フラれて悲しい→なぜフラれたのだろう?→アプローチが足りなかった→次の恋愛で生かす
例のように、失意から再出発することをカップの6で示しているのですね。
カップの6のカード・ウェイト版
ウェイト版のカップの6は、街に2人の子供がいて、花を小さな子に渡しているシーンが描かれています。
- 白い花…純心・純潔・再生
- 五芒星(白い花の形)…魔除け
- 花を贈る…愛を贈る
- 街…守備・平和
- 砂…枯渇
- 青空…爽快感
- 赤(フード)…情熱
小さな子はこども時代の自分で、過去の自分を癒しているとも捉えられます。
枯渇している砂の上にいる二人ですが、カップの中は花が咲いています。
大事に育てたその花を小さな子にあげているのです。
今の心が悲しさであふれていても、後に癒されていくことを表しているのです。
【カップの6】相手の気持ち・恋愛・仕事
カップの6が正位置・逆位置で出たときの解釈です。
カップの6 正位置の意味
【相手の気持ち】
「あなたといると癒される。」「過去の方が幸せだった。」「あなたに花を贈りたい。」
【恋愛】
過去の恋を懐かしむ。写真や動画を見返す。昔の相手と再会する。本当に好きな人を知る。相手の好きなところを再確認する。昔の友人から紹介される。会うことで癒される。あの頃はよかったと感情に浸る。
【仕事】
基本の仕事のやり方に戻す。Uターン就職をする。安定した生活。自分のやりたかった仕事を思い出す。仕事の環境が変化する。懐かしい仕事のメンバーが帰ってくる。過去の功績。
【アドバイス】
もう一度立ち上がって!
カップの6 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「今まで自分がやった過ちを今回はしない。」「あなたのおかげで過去より幸せになれた。」「元彼(元彼女)への未練は断ち切った。」
【恋愛】
傷つけられた相手を許す。新しい展開が訪れる。過去にしたことないアプローチをする。新しい恋愛の予兆。恋で精神的に成長する。過去の恋でのトラウマを克服する。未来のない恋に終止符を打つ。
【仕事】
できなかったことへの後悔を手放す。入りたい就職場所がみつかる。少しづつ収入が安定する。スパッと仕事を辞める。やりたかった仕事のオファーがくる。失敗を次の仕事の糧にする。
【アドバイス】
後ろ向きの自分とさよならして!
カップの6のカードをもっと考える
カップの6のカードは「原点回帰」を表すカードです。
過去の自分を見つめて、今の自分を癒すことを示します。
例えば、インナーチャイルドもそうですね。
カップの6:こども時代のあなた
こども時代に親や先生から言われたことは、無意識に頭の中に入っていきます。
「三つ子の魂百まで」と言われますが、過去に言われた言葉を自分の中に取り入れ、自分を作りあげているのです。
親に捨てられたらこどもは生きていけないと知っていて、親にどうやったら捨てられないかを考え、対応していくのです。
潜在意識に入る言葉
あなたへ「頑張らないとダメじゃない。」と言われ続けていたら、「頑張らないと自分はダメなんだ。」と思ってしまいます。
頑張っても、頑張っても、成果が出ても、出なくても、頑張り続けてしまいます。
人から見たらすごく頑張っているのに、「まだまだ足りない」とやり続けてしまうのです。
言葉で行動制御がおこる
なぜ自分はこの行動を起こすのか?を考えたときに、もしかしたら過去の言葉による行動制御の可能性があるのです。
恋のトラウマもそうですね。
しかし、個々によって捉え方は違います。
Aさんが「気遣いできない」と言ったとしても、Bさんは「そんなこと思ったことない」と言うかもしれません。
とはいえ、過去のトラウマにはそういった言葉の呪縛で行動を制御につながることがあるのです。
過去の自分を知る
過去の自分を知ることで、言葉からの行動制御を解くことができます。
そういえば、この言葉が気になってて行動できなかったと発見できることでしょう。
自分を見つめる時には、自己分析や瞑想をおすすめします。
過去のアルバムや親から話を聞くのも、自分をみつめるキッカケになるかもしれません。
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