ソードの9は、小アルカナ・ソードのカードになります。
ソードの9は「思い悩む」という意味のカードになります。
ソードの9が出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ソードの9の意味
ソードのカードは風のエレメントで、知性や文化を司るカードです。
ソードの詳しい意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ソードの9の数字の意味
ソードの9の「9番」は、1桁の数字が終わりとなる数です。
そして10の位になる一歩手前の数字でもあり、ステップアップも意味します。
ひと段落した後に、次のステージに移行することも示します。
ソードの9と隠者のカードの関連性
大アルカナの9番は隠者のカードで「自己探求」を表します。
ソードの9は自分の悩みにフォーカスしています。
内面の苦悩を表すときに出てくるカードになっています。
ソードの9のキーワード:思い悩む・被害妄想
ソードの9のカードは「悩む」や「妄想」を示しています。
自分の中だけで思い悩んでいたり「あの人はこんなことを思っているのでは?」と妄想してみたりと客観的に捉えられない様子があります。
実際にはそんなことはなく、自分で決めつけているということもあるのです。
ソードの9のカード・ウェイト版
ウェイト版のソードの9は、ベッドの上に手で顔を隠した人が座っており、ベッドの上の壁には方向の揃った9本の剣がかけてあります。
- まっすぐな剣…方向性は一緒
- 剣が重なる…単純なことだが複雑にしている
- 顔を隠す…見ないようにしている
- 布団の柄…良いこと悪いことは紙一重
- 黒の背景…喪失感、不安
- ベッド…悪夢や妄想
カードの大部分が黒く悲しそうな様子が描かれていることから、気持ちが落ちていることが分かるカードです。
【ソードの9】相手の気持ち・恋愛・仕事
ソードの9が正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ソードの9 正位置の意味
【相手の気持ち】
「このまま一緒にいても大丈夫なんだろうか。」「自分がいないときにあなたは他の人といるのでは…。」「悲しくて何も考えられない。」
【恋愛】
別れてしまったあとの後悔。浮気や不倫をしているのではないかと疑う。嫌われているのではないかと思い込む。失うことを恐れて自分が出せない。想像でものを言い相手を傷つける。
【仕事】
引きこもる。職場の人を拒絶する。自分のスキルに不安を感じる。何も出来ていないのではと落ち込む。今後お金が入ってこないのではと想像する。生活ができるか心配になる。失敗が次にいかせない。
【アドバイス】
今ある現実をシンプルに捉えてみて!
ソードの9 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「浮気かと思っていたけど勘違いだった。」「嫌われてなくてよかった。」「もっと客観的に自分をみつめよう。」
【恋愛】
過去の出来事をちゃんと話し合う。ケンカ後の仲直り。浮気は誤解だったと知る。相手に執着しなくなる。過去の恋愛を吹っ切る。恋愛する意欲がわいてくる。悩みのアドバイスがもらえる。
【仕事】
深く考えすぎていたことを反省する。前よりレベルアップする。スキルはどんなことにも役立つと知ることができる。他者から手助けがある。ネガティブ思考をストップする。失敗から気づきを得る。
【アドバイス】
その出来事は未来に必要なのだと信じて!
ソードの9のカードをもっと考える
占うときにソードの9のカード(正位置)はそれほど出ているのを見たことがありません。
とはいえ、思い悩んだり被害妄想があると出る可能性は高いです。
占いをする方は、悩みすぎる前の段階なのかもしれないですね。
決めつけるとその現実がおそってくる
私も前の職場では、自分は「全然ダメ」だと思い悩み「後輩になんて思われてるんだろう」とか、「先輩は絶対悪口いってる」などと決めつけて仕事をしていました。
冷静に考えればそんなことは全くなかったのですが、コソコソと話してることが自分のことだと決めつけていたのです。
そうすると、徐々に妄想が現実化してきました。
「看護師5年目で転職したその後は?良かったこと・悪かったこと」でも書いているように先輩から無視されるようになってしまったのです。
自分が妄想から現実を作ってしまっていたことに当時の私は気づきませんでした。
恋愛でも失敗した
恋愛でも同じようなことがありました。
「浮気してる」と決めつけて、相手の小さな行動でも浮気に結びつけていたのです。
案の定、別れるときには「好きな人ができた」でした。
細かいチェックに彼が疲れてしまったのです。
マインドを変えた
彼と別れて、仕事も辞めて、再就職する前にマインドを新たに変えまくりました。
自分のネガティブな部分から嫌な現実を引き寄せているのだと知り、ネガティブに考えることをまずやめました。
ネガティブに考えそうになったら何も考えないようにするのです。
(「不安」→「問題点」に変えるのも有効です。)
一息ついてから、違う事を考えられるようになり、今のワクワクする生活へと変わっていきました。
悩んだ時こそ自分を見つめる
ポジティブに考えられる人、ネガティブに考えてしまう人では思考のクセが違います。
自分がどういった思考の持ち主なのか?それを考えるためには、自己分析がおすすめです。
ソードの9と9番つながりの大アルカナ「隠者のカード」は自己分析という意味もあります。
自己分析をするときには、メモの魔力での自己分析1000問がやりやすいです。
>>>【話題の本】メモの魔力で抽象化してみる【例をあげて解説】
私も自己分析をすることで、自分の思考のクセに気づくことができました。
悩んだら書き出す
悩みを書き出すと、ゴチャゴチャした悩みがシンプルに見えてきます。
頭の中で考えるより、まず視覚化が大切ですね。
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