ペンタクルのペイジは、小アルカナ・ペンタクルのカードになります。
ペイジとは若者やスタートをきる者という意味です。
ペンタクルのペイジは「見込み」を意味するカードです。
ペンタクルのペイジが出たときの相手の気持ち・恋愛・仕事の意味を正位置・逆位置と分けて解説していきます。
タロットカード・ペンタクルのペイジの意味
ペンタクルのカードは、土のエレメントで感覚を司るカードです。
ペンタクルの意味は「タロットカード・大アルカナと小アルカナの構成」を参考にしてください。
ペイジとは「若者・スタートを切る者・子供・学生」などを意味します。
ペンタクルのペイジはスキルを学ぼうとする青年で、今から挑戦していく姿があります。
ペンタクルのペイジと愚者のカードとの関連性
大アルカナでは、愚者のカードに似ています。
見込みがあるということは、可能性を秘めているという意味です。
今からスタートしても、なんでもなれるというのは愚者のカードの意味と同じです。
そのため、絵柄も反転した愚者のように描かれています。
ペンタクルのペイジのキーワード
ペンタクルのペイジのカードのキーワードは「多様な可能性」「見込み」です。
ペンタクルのペイジは、豊かさの中にいます。
いい環境の中で育つことで、多様な可能性が見えます。
環境は大切で、環境の良し悪しで成長の度合いも変わってくるのです。
ペンタクルのペイジ・ウェイト版
ウェイト版のペンタクルのペイジは、赤い帽子をかぶり左上のコインを見ています。
- 赤い帽子…自由
- 木々…豊かさ
- 氷山…試練
- 左上を見る…過去を思い出す・トラウマ
- 地につく足…行動への躊躇
ペンタクルのペイジのカードと愚者のカードは「可能性」という意味は一緒ですが、行動に移す躊躇いが違います。
愚者のカードは躊躇いなく行動できるのに対し、ペンタクルのペイジのカードは簡単に行動することができません。
目線による行動心理学
愚者のカードは右上を見ています。
右上を見るときは、未来を考えたり、想像するときに見る目線です。
ペンタクルのペイジのカードは左上を見ています。
左上を見るときは、過去にあった出来事やトラウマを考えていることが多いのです。
ペンタクルのペイジの心境としては、「行動したいけどイマイチ行動することができない」と考えているようですね。
一点を見つめて紛らわす
さらに愚者のカードとの比較になりますが、ペンタクルのペイジのカードではコインだけを見つめています。
幅広く見るのが怖いのでしょう。
そこが行動への躊躇になってるのかもしれません。
【ペンタクルのペイジ】相手の気持ち・恋愛・仕事
ペンタクルのペイジが正位置・逆位置で出たときの解釈です。
ペンタクルのペイジ 正位置の意味
【相手の気持ち】
「付き合ったら結婚しなきゃいけないのだろうか。」「遊びで一緒にいたくない。」「話しかけたいけど足が進まない。」
【恋愛】
ゆっくり関係を進めていく。声をかけるところからはじめる。相手からのアプローチに驚く。妄想するだけで行動できない。良い関係になる可能性を秘めている。まじめな若い男性と出会う。
【仕事】
伸びしろに期待される。見込みのある後輩が入社する。基礎を重視する。スキルアップのために習い事をはじめる。仕事への支援者が現れる。アイデアを話し合いに出せない。即行動に移せない。
【アドバイス】
アイデアが浮かんだら、まずは行動に移してみて!
ペンタクルのペイジ 逆位置の意味
【相手の気持ち】
「おごってもらいすぎじゃない?」「連絡が多すぎるな。」「一気に落としたい。」
【恋愛】
見栄っ張りな態度をとってしまう。価値観が合わない。高い理想で出会いがないと思う。人目を気にしすぎる。束縛される(する)。プライドが高い相手と付き合う。相手にお金をかけすぎてしまう。
【仕事】
夢ばかりで実力がともなってない。仕事に集中しすぎて大事なものを見失う。努力してる人をあざ笑う。コツコツと継続することにストレスを感じる。スキルがあるように振る舞う。自分を隠す。
【アドバイス】
ゆっくりも必要、自分の出来るところからはじめてみて!
ペンタクルのペイジをもっと考える
ペンタクルのペイジのカードは、他者からみるとかなり可能性を秘めているのに、本人は行動できないと捉えています。
行動してみたいと思っているのに「失敗したらどうしよう」「過去にこんなことがあった」など、昔のことを思い出している姿があります。
ペンタクルのペイジ・一気にやらない
一気に成功しようすると行動ができなくなります。
例えば、「イラスト描いてみたい!」と考えたとします。
日常生活でも一気にやることはむずかしい
例えば、
・ゲームやりたい
・テレビみたい
・料理、洗濯、掃除しなきゃ
・睡眠もいっぱい欲しい
・趣味もしたい
・SNSで話したい
・仕事もしなきゃ
などなど、上記のように考えることありますよね。
色々やりたいことややらなきゃいけないことがあったら、「もういいや、なんだかめんどくさい」と思ってしまいます。
自分でできる範囲で決めればいいのです。
7つの習慣の本では、「緊急ではないが重要なこと」を増やしていきましょうと言っています。
今の自分に聞いてみる
一気にやらなくて済む方法として「自分は今なにがやりたいか?」を重視することです。
ペンタクルのペイジでは目線は1点集中です。
1点(自分)に集中することも意外に大切なのです。
コーヒーが飲みたいときはコーヒーを飲んでみたり、読書をしたいときは読書をしてみるのです。
自分がやりたいことをコツコツ続けていくだけで、可能性のあるアナタなら、きっと成果が出るはずです。
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